
軽バンを旅の前提にしようと考えた時点で、電源の問題は最初からありました。
「電気をどうするか」を決めないと、車中泊は現実になりません。
もっとも、電源そのものに対する抵抗はありませんでした。
というのも、バイクでキャンプツーリングをしていた頃から、ポータブル電源は使っていたからです。
小型のJackery 240を持っていて、用途はスマホとパソコンの充電が中心でした。
この範囲なら、小型でも十分に回っていました。

ただ、TB1eを旅に持ち出すことを考えた時、前提が変わります。
電動アシスト自転車のバッテリー充電が加わると、スマホやPCとは必要な電力量の桁が違ってきます。
小型のポータブル電源では、現実的に足りないだろう、という感覚は早い段階でありました。
そこで一度、旅全体を「距離」で考え直しました。
実車で走ってみると、TB1eはフル充電1回でおよそ200km走れる。
これは想像以上に大きな数字でした。
次に、ポータブル電源側から見て、TB1eのバッテリーをどれくらい回せるかを考えます。
容量的には、だいたい2回ちょっと。
単純に考えれば、
200km × 2回 = 約400km分。
私の旅のスタイルでは、たぶん1日に平均で100kmも走りません。
多くても数十km、走らない日もあります。
この前提に当てはめると、「ポタ電が満タンでスタートできれば、電源だけで400km分は走れる」。
週単位で見れば、十分に現実的だと判断できました。
もちろん、これで完全に自給できるわけではありません。
減った分をどうするか、という問題は残ります。
そこで考えたのが、ソーラーパネルの併用でした。
発想としては単純です。
毎日きっちり満充電に戻す必要はない。
減った分を、少しずつでもソーラーで埋められればいい。
目減りのスピードを抑えられれば、旅は回る。
それでも天候が悪くてどうにもならない時はあります。
その場合は、無理をしない。
宿泊施設に泊まって、一度リセットすればいい。
電源を「詰むか詰まないか」の問題にしない。
あくまで選択肢を増やすための仕組みとして考える。
そう整理すると、ポータブル電源とソーラーの組み合わせは、軽バン旅の現実的な解になりました。

電源の目処が立ったことで、軽バン旅はかなり具体的になります。
ただ、その分、別の手間や違和感も見えてきます。
メリットはあるんだけどね……。
その話は、また次にまとめようと思います。

トレーニングと静かな旅が好きな社会人トレーニーです。このサイトでは「トレーニング/旅行/お金/日記」の4つを軸に、ジム巡りの記録やマシンの感想、電動アシスト自転車や軽バン旅のメモ、早期退職後のお金まわりの試行錯誤などを書いています。
ジム設備紹介は、あくまで「自分の備忘録を兼ねた私的データベース」というスタンスでまとめています。狭い・古い・物足りないといった不満を書くよりも、「今ある環境でどう工夫すれば気持ちよくトレーニングできるか」を考えるほうが人生が楽になる、というのが私の考え方です。運営さんやスタッフさん、そこで真面目に通っている人たちを不必要に傷つけるような書き方はしないことを自分なりのルールにしています。
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