概要
テクノジム（Technogym）の「アブドミナルクランチ」は、腹直筋を安全かつ効果的に鍛えられるウェイトスタック式マシンです。
かつて一世を風靡した「アブベンチ」と呼ばれる腹筋マシンに近い構造を持ちながら、現代的に洗練された設計となっています。
- メーカー：Technogym（イタリア）
- 製品名：アブドミナルクランチ（Selection 700／900シリーズ）
- 公式ページ：
- Selection 700 Abdominal Crunch
- Selection 900 Abdominal Crunch
特徴
腕をループに通して動作する構造が最大の特徴です。
ハンドルを握らずに体幹を丸める動作ができるため、腕や肩に余計な力が入らず、腹直筋だけに負荷を集中できます。
昔流行したアブベンチのような「上から引く感覚」はそのままに、動作軌道がより安定し、動きが静かで滑らかになっています。
背板はやや反り気味に設計されており、スタートポジションで自然に腹筋がストレッチされます。
この“伸びた状態からの収縮”が、水平クランチでは得にくい刺激を生み出します。
動作全体をコントロールしやすく、特にトップレンジでの収縮感が強いのが特徴です。
使用感
軽めの負荷でもしっかり効くタイプで、動作中は常に腹直筋が張り続けます。
背もたれのカーブが自然で、腰を痛めにくく、フォームも崩れにくい。
反動を使わずにゆっくり丸めると、上腹部にくっきりと効いてきます。
ウェイトスタック式なので、ピンを差すだけで重量変更ができ、テンポを保ったままトレーニングを進められます。
まとめ
- ループアーム構造により、腕の力を使わず腹筋に集中できる
- 背板が反っており、ストレッチから収縮まで自然な軌道
- 昔のアブベンチに似た感覚を残しつつ、操作性と静音性が向上
- スタック式でピン操作のみ
腹筋を「丁寧に効かせたい」人にこそ向いた、現代的なアブベンチの完成形です。
参考画像（旧アブベンチ）
参考 BODYMAKER製アブベンチ。かまぼこ状のパッドとプレートを横置きにして吊る構造がシンプルだが効果的。各メーカーいろんな同種のマシンを競って出していました。
私はこのマシンを使うとき、10〜12回程度、腹筋種目としては少し重めの設定で行っています。
動作は遅く、呼吸を合わせながら1回ずつ確実に収縮を感じ取るようにしています。
参考： Technogym 公式サイト
＼ 最新情報をチェック ／
おはようございます!トレーニング愛好家の旅ジムhirokiです!
このサイトではさまざまなジムの設備に徹底的にフォーカスし、各マシンの特徴をレビューします。ウエイトマシンの使い心地から、フリーウエイトの充実度まで、写真やスペック情報を添えて詳しく解説します。ジムの設備を最大限に活用して、トレーニング効果をさらに高めたい方は、ぜひ参考にしてください！
