北海道公営ジム巡り#13|昭和レトロへタイムスリップ!?歴史と資料的価値を感じる北見市常呂町スポーツセンター

利用方法

「スポーツセンター」内の1階受付にて現金で料金を支払い、利用者名簿への記帳を行います。
受付で鍵を受け取った後、2階へ移動します。トレーニング室へ入るには廊下の扉とトレーニング室の扉の2箇所を鍵で解錠する必要があります。なお、扉や鍵の立て付けがあまり良くないため、解錠時に少々コツが必要となる場合があります。

料金

360円

開館時間

午前9時00分〜午後9時00分(日曜・祝日は午後5時00分まで)
休館日:月曜日、年末年始(12月31日〜1月5日)

フリーウェイト

・デュアルケーブルマシン:1台(セノー製のレトロな多機能マシンに組み込まれています)
・ダンベル:6kg、8kg、10kg、12.5kg(かなり独特で珍しい重量設定です)
・フラットベンチ:1台
・セットバーベル:10本ほど(重量の表記が無く、細かな重量刻みで並べられています)

フリーウェイトエリアは最小限の設備となっており、ダンベルの重量飛びや重量不明のバーベルなど、現代のジムとは一線を画すノスタルジックな空間です。本格的な高重量トレーニングには向きませんが、半世紀近く前のジム文化を体感できる貴重な環境と言えます。

プレートロード(部位別)

・レッグプレス(プレート式):1台(真下から真上に向かって足を押し上げるオールドスタイル。プレートの着脱が少々大変で、動作中は頭の血圧が一気に上がるような強烈な刺激を味わえました)

胸・肩

・ランドマインプレス風マシン:1台(肩や胸を鍛えると思われるTバー形状のマシン。下にベンチやマットが置かれておらず、使用方法を試行錯誤する楽しさがありました)

背中

該当なし

体幹

該当なし

該当なし

プレートロードは昭和の薫りが漂う激レアなマシンが並んでいます。現代のエルゴノミクスに基づいたマシンとは異なり、身体の使い方や効かせ方を自分で考えながら手探りで挙上する独特の面白さがありました。

ウェイトスタック(部位別)

該当なし

胸・肩

該当なし

背中

・ローロウ(セノー製4面コンビネーションマシン内):1台(重りは取り付けられているものの重量調整機能がオミットされた謎仕様。上部にはなぜかパンチングボールが設置されています)

体幹

該当なし

・リストマシン:1台(前腕やリストの強化に特化したマシン。他の部位に比べてなぜかここだけ異様にマニアックな充実度を誇っています)

部屋の中央に鎮座するセノー製の4面スタックコンビネーションマシンがメインとなります。重量設定ができないローロウや前腕特化マシンなど、ツッコミどころと愛着が混ざり合う不思議なラインナップでした。

有酸素

・エアロバイク:数台(故障している台数も多いですが、かろうじて稼働しているマシンは他では味わえないなんとも興味深い独特な動きを見せてくれました)
・ローイングマシン(有酸素用):2台(年季の入った頑丈な造りで、長年の使用に耐えてしっかりと動いてくれました)

カーディオマシン群は時代の流れを感じさせるコンディションですが、昔ながらのタフな造りのローイングマシンなど、今なお現役で動いている姿には感銘を受けました。

その他の設備

・ベルトマシン:2台(リラクゼーション用として設置されています)
・バレルローラー:2台(身体をほぐすマッサージマシンです)
・体育館用マット:ストレッチ専用エリアは無いため、床にマットを敷いてストレッチを行います
・壁面解説パネル:壁一面に様々なトレーニングフォームや方法が解説されており、歴史を感じさせます
・エアコン:設置されていますが、訪問時は稼働していませんでした
・ウォータークーラー:故障のため部屋の隅に保管されています

まとめ


カーリングで有名な常呂町。すぐ近くにはあの大変立派なカーリング場(アドヴィックス常呂カーリングホール)があるので、「スポーツセンターの方もきっと新しい最新マシンが入っているのかな?」とワクワクしながら扉を叩いたのですが……良い意味で裏切られました!(笑)

扉の鍵が開かなくて難儀したところから始まり、解錠して一歩足を踏み入れれば、そこはまるで時が止まったかのような「トレーニングマシンの博物館」。現代の洗練されたフィットネスクラブに慣れ親しんだ身からすると、正直言って満足に筋トレを完遂するのは難しい環境ではあります。

ですが、ここでガックリくるどころか、一周回ってめちゃくちゃテンションが上がってしまいました。

真上に押し上げる強烈なレッグプレス、使い方が解読不能なランドマイン風マシン、重量調整を拒むローロウ、そしてなぜか異様に気合が入っている前腕用マシン……。半世紀近く前のトレーニーたちが、どんな器具で汗を流し、どんな壁面パネルを見て身体を鍛えていたのか。その「筋トレの歴史と熱量」をそのままパッケージしてタイムカプセルに閉じ込めたような、非常に資料的価値の高い空間だったのです。

トレーニング目的に絞ってしまうと惜しい評価になりますが、「昭和レトロなジム文化を肌で体感する珍スポット旅」として見れば最高にエキサイティングで貴重な体験になりました。カーリングの町で出会った、ちょっと愛おしくて忘れられないレトロスポーツセンター。トレーニング好き・歴史好きな方なら、この独特な空気を吸いに行くだけでも一見の価値アリですよ!

個人的主観的評価

フリーウエイトの充実度:★☆☆☆☆ (1/5)
ウエイトマシンの豊富さ:★☆☆☆☆ (1/5)
もくもくやれる度:★★★☆☆ (3/5)

アクセス

住所:北海道北見市常呂町字土佐2番地1


電話番号:0152-54-2191
アクセス方法:カーリングで著名な「アドヴィックス常呂カーリングホール」の隣。JR北見駅または網走駅周辺から車で約40〜50分。駐車場完備。

公式サイト:北見市常呂町スポーツセンター

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