
概要
サイベックス(CYBEX)のレッグプレス(ウェイトスタック)です。見た目は標準的なシーテッドレッグプレスですが、ウェイトスタック式としては珍しく背もたれ角度が5段階で調整できます。背もたれを寝かせ気味にすると、股関節が伸展した状態から押し始めやすく、ハックスクワットに近い感覚で動作できます。
ウェイトスタックは表示上、30lb(約13.5kg)から430lb(約193.5kg)までで、刻みは主に20lb(約9kg)刻みです。かなりの高重量に対応したマシンです。

筆者スペック
身長176cm・体重75kg・胴長短足・腕長め
構造・動作特性
このマシンはレールでスライドするタイプではなく、下部のピボットを支点にして動く構造です。動作が進むほど、やや後方へ倒れ込むような軌道になっており、直線レール特有の抵抗感が少ないのが印象的です。
背もたれ角度は5段階。角度を立てると一般的なレッグプレスのセットアップに近く、背もたれを倒すほど、スタートで股関節伸展した姿勢になり、四頭筋に効かせることが可能です。反面、倒しすぎるとお尻が前に滑りやすいので、ハンドルを握って上半身を固めておく必要があります。

使用感・実際の動作
動きはかなりスムーズで、ヌルヌル動く感触です。ピボット式の良さがそのまま出ていて、動作の気持ちよさは大きな長所だと思いました。負荷の立ち上がりも過度に重い感じがなく、全体にフラットに乗る印象でした。カム形状から見ると初動と終動が重くなりそうですが、少なくとも私が触った範囲では動き出しが極端にきついとは感じませんでした。
可動域は十分ですが、もう少しストレッチ側にスペースがほしいとも思いました。また、脚の短い私でも終点で背中側がストッパーに軽く触れることがありました。脚の長い人は終点で詰まりやすい可能性があります。
背もたれを大きく倒した設定では、普通に押すとお尻が前にズレやすいです。ハンドルをしっかり握って上体を固定する必要があります。私はこういう状況では、握力の消耗を減らす目的でリストラップを使っています。

総評
背もたれ角度調整があるウェイトスタック式レッグプレス、という一点だけでも触る価値があるマシンです。ピボット由来のスムーズさと、負荷のフラットさが気持ちよく、フォームが安定すると扱いやすいと思います。一方で、寝かせた設定お尻のずり下がりには注意が必要です。
参考リンク
メーカー公式:CYBEX
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レッグプレス全般(45°、水平、リニア式、ウェイトスタック式など)を一般名称に統一して分類しています。メーカーごとの差異はレビュー本文で詳しく扱います。

トレーニングと静かな旅が好きな社会人トレーニーです。このサイトでは「トレーニング/旅行/お金/日記」の4つを軸に、ジム巡りの記録やマシンの感想、電動アシスト自転車や軽バン旅のメモ、早期退職後のお金まわりの試行錯誤などを書いています。
ジム設備紹介は、あくまで「自分の備忘録を兼ねた私的データベース」というスタンスでまとめています。狭い・古い・物足りないといった不満を書くよりも、「今ある環境でどう工夫すれば気持ちよくトレーニングできるか」を考えるほうが人生が楽になる、というのが私の考え方です。運営さんやスタッフさん、そこで真面目に通っている人たちを不必要に傷つけるような書き方はしないことを自分なりのルールにしています。
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