概要
沙留海水浴場キャンプ場は、北海道紋別郡興部町の沙留地区にある海沿いのキャンプ場です。
最大の特徴は、何と言ってもオホーツク海が目の前に広がるロケーションです。芝生のサイトから海を眺めることができ、水平線まで続く景色を楽しみながら過ごせます。今回訪れたのは2026年7月末。内陸部では暑さを感じる日でしたが、海沿いのこの場所ではオホーツクから吹く風が非常に涼しく、夏の避暑地としての魅力を感じました。
一方で、海辺のキャンプ場らしく風の影響は受けやすく、天候によって快適さが大きく変わる場所でもあります。今回はテント泊ではなく車内で一晩過ごしましたが、海を感じながら静かな時間を過ごせる場所として印象に残りました。
所在地:北海道紋別郡興部町沙留
利用料金:2026年度は無料
予約:不要
※本記事は筆者が実際に滞在した際の記録・感想をもとに作成しています。利用料金や受付方法、設備状況は変更される場合があります。
滞在時期
2026年7月末
設備
キャンプ場内には炊事場があり、簡単な調理や洗い物に利用できます。トイレも設置されており、海水浴場の施設として必要十分な設備が整っています。
駐車スペースは30台前後。大規模なキャンプ場ではありませんが、利用した日は非常に空いており、広さに余裕を感じました。ゴミについては有料で処理してもらうことが可能です。長旅の途中では、ゴミを持ち続けなくてよい点は大きなメリットだと感じました。
電源設備はありません。通信環境は楽天モバイル4Gで問題なく利用できました。海の家が営業している時期には、飲食物の販売なども期待できます。また、キャンプ利用については海の家での受付が必要です。車中泊の場合も一声かけて利用する形になると思います。私が訪れた際は、声をかけるだけで利用できました。





サイト環境
サイトは芝生で、地面は比較的柔らかく、ペグも打ちやすい環境でした。傾斜はほとんどなく平坦で、テント設営や車内で過ごすには扱いやすい場所です。遮る木々はほとんどなく、日当たりと風通しは非常に良好です。
ただし、この「開けていること」は魅力であると同時に注意点でもあります。海からの風を直接受けるため、風が強い日はテント設営や屋外での活動は難しくなる可能性があります。私が訪れた日は風が気になり、テント泊は見送りました。ただ、車内で過ごす分には風の影響も少なく、快適に一晩を過ごせました。
周囲の環境
目の前にはオホーツク海が広がり、視界を遮るものはほとんどありません。海沿いならではの開放感は、この場所最大の魅力です。

滞在日は晴天で、内陸部では暑さを感じる気温でしたが、ここでは海風が常に吹いており、車外に出ると驚くほど涼しく感じました。到着した時点では利用者はほとんどおらず、7月末にもかかわらず私以外に宿泊者はいませんでした。
日中は地元の子どもたちが海水浴を楽しみ、海の家から音楽が聞こえていましたが、夕方になると人の姿も減り、静かな海辺へ変わっていきました。夜は波の音が中心になります。ただし、深夜でも地元の方が駐車場へ立ち寄ることがあり、完全な無人状態ではありませんでした。短時間休憩して帰る人もいて、少し意外な人の気配を感じました。それでも騒がしいというほどではなく、海辺らしい自然な夜の雰囲気でした。



買い出し・入浴
買い出しは興部町市街地が近く、車で約10分ほどです。スーパーやコンビニなど、旅に必要なものは市街地で揃えることができます。より大きな買い物をしたい場合は、紋別市街地まで移動することになります。
入浴についても周辺の温浴施設を利用する形になります。温水シャワーの設置があるのですが、本年は故障のため使用不可でした。キャンプ場自体は便利な立地ではありませんが、完全な僻地というほどではなく、必要なものを準備して訪れれば不便は感じませんでした。
良かった点
・オホーツク海を目の前にした開放感のあるロケーション。
・夏でも海風が涼しく、暑い日の避暑地として魅力がある。
・利用者が少なく、シーズン中でも静かに過ごせた。
・炊事場やトイレ、シャワーなど必要な設備が揃っている。
・ゴミ処理が有料で利用でき、長旅では助かる。

気になった点
・海沿いのため風の影響を強く受け、天候によって快適性が大きく変わる。
・日陰が少なく、晴天時の日中は暑さ対策が必要。
・買い出しや入浴は車移動が前提になる。
・深夜でも地元の方が立ち寄ることがあり、完全な無人の静けさではない。


実際に滞在して感じたこと
沙留海水浴場キャンプ場へ向かった理由は、夏の暑さから少し逃げたかったからでした。北海道といっても、近年の夏は内陸部を中心にかなり暑くなります。この日も内陸では気温が上がっていましたが、海沿いまで移動すると空気が大きく変わりました。
車を停めて外へ出た瞬間、オホーツクから吹いてくる風の涼しさを感じました。同じ北海道でも、海が近いだけでここまで体感が変わるのかと思うほどでした。到着したのは7月末でしたが、キャンプ場の利用者は私一人でした。
海水浴場のキャンプ場というと夏休みで賑わっているイメージがありますが、この場所は少し違います。大きな観光地というより、地元の人が静かに利用する場所という雰囲気でした。
設営後、海を眺めながら時間を過ごしました。昼間は海の家から音楽が聞こえ、地元の子どもたちが海で遊んでいました。しかし、夕方になると人の姿は少なくなり、目の前には広いオホーツクの海だけが残ります。水平線を眺めながら過ごす時間は、設備の充実したキャンプ場とは違う魅力があります。ただし、海辺という環境の厳しさも感じました。
この日は風が強く、テントを張るには少し不安を感じたため、車内で休むことにしました。海沿いのキャンプでは、晴れているから快適とは限りません。風向きや強さによって、過ごしやすさは大きく変わります。
夜になると波の音が聞こえました。海の近くで眠る経験は何度かありますが、車内まで届く波音はやはり特別です。朝方、波の音で自然に目が覚めた時は、この場所を選んで良かったと思いました。
朝焼けの時間帯、水平線の向こうがるくなっていく景色も印象的でした。天候条件が良ければ、海から昇る朝日を見ることもできそうです。
一方で、深夜には何度か車が駐車場へ入ってきました。短時間休憩して帰っていく地元の方のようで、完全に孤立した場所というわけではありません。個人的には、それがむしろ少し安心感にもなりました。
自然の中にいるけれど、人の生活圏から完全に離れているわけではない。その距離感が、この場所の特徴なのかもしれません。沙留海水浴場キャンプ場は、便利で快適なリゾート型キャンプ場とは違います。海風を感じ、天候と向き合いながら、その土地の空気を楽しむ場所だと感じました。
個人的評価(★は主観)
快適度:★★★★☆
長期滞在適性:★★★☆☆
静寂度:★★★★☆
アクセス性:★★★★☆
アクセスメモ
国道238号から沙留地区へ入り、海岸方面へ向かいます。興部市街地から近く、買い出しや給油を済ませてから向かうことができます。
道路状況も良く、普通車で問題なくアクセスできます。海沿いのため、訪問前には天気だけでなく風の状況も確認しておくと安心です。
総評
沙留海水浴場キャンプ場は、設備の豪華さや利便性で評価するタイプのキャンプ場ではありません。この場所の魅力は、目の前に広がるオホーツク海と、そこから吹いてくる風です。夏の北海道では、内陸部が暑くても海沿いでは驚くほど快適に過ごせることがあります。この場所では、まさにその海の力を感じることができました。
一方で、海は常に穏やかなわけではありません。風が強ければキャンプそのものが難しくなることもあります。便利な設備に囲まれたキャンプ場とは違い、自然条件を受け入れながら過ごす場所です。私が滞在した日は天候に恵まれ、波音を聞きながら静かな夜を過ごすことができました。朝、海を眺めながら迎えた時間も含めて、とても印象に残る一泊でした。
また訪れるなら、暑い日に内陸から逃げてくる場所として利用したいと思います。海を眺めながら何もしない時間を楽しめる人にとっては、非常に魅力的なキャンプ場です。




トレーニングと静かな旅が好きな社会人トレーニーです。このサイトでは「トレーニング/旅行/お金/日記」の4つを軸に、ジム巡りの記録やマシンの感想、電動アシスト自転車や軽バン旅のメモ、早期退職後のお金まわりの試行錯誤などを書いています。
ジム設備紹介は、あくまで「自分の備忘録を兼ねた私的データベース」というスタンスでまとめています。狭い・古い・物足りないといった不満を書くよりも、「今ある環境でどう工夫すれば気持ちよくトレーニングできるか」を考えるほうが人生が楽になる、というのが私の考え方です。運営さんやスタッフさん、そこで真面目に通っている人たちを不必要に傷つけるような書き方はしないことを自分なりのルールにしています。
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