踏み込みが安定して脚に残る|MATRIX インクラインレッグプレス(プレートロード)

私は、マシンの可動域や当たり方に不満があるときは、シートやパッドの位置を詰めたり、体の当て方を工夫して「自分の狙いの動き」に合わせにいくことがあります。
メーカーが想定した使い方とは異なる調整を行う場面もあるため、ここで書く内容はあくまで個人の使用感メモとしてまとめています。

この記事は、私が実機を使って感じた「動きの癖」を言語化して残すための個人メモです。
仕様・価格の説明ではなく、軌道や可動域、負荷の乗り方などの体感を中心に整理しています。
体格やフォームで感じ方は変わるので、ひとつの観察記録として参考にしてください。

概要

MATRIX社製のプレートロード式インクラインレッグプレスです。シートに座って斜め上方向へ押し出す、いわゆる定番の構成ですが、フレームがやや台形のベース形状になっていて、見た目にも安定感があります。支柱は細めに見えるものの、実機はしっかりまとまっていて、不安を感じません。

背もたれの角度は3段階で調整できます。角度を変え、脚の置き場を調整することで押し出しの感覚や股関節の入り方が変わるため、同じレッグプレスでも狙いどころの幅が出しやすい仕様です。

レッグプレス
251220035427152

筆者スペック

身長176cm・体重75kg・胴長短足・腕長め


構造・動作特性

このマシンは、インクラインレッグプレスとしては癖が少ない構造です。プレートホーンは上下に余裕があり、プレートを積みやすい作りになっています。高重量を扱う人でも、セットアップのしやすさは安心材料です。

フットプレートは大きすぎないサイズ感で、押し下ろしてくる局面での圧迫感が出にくい印象です。とはいえ足を置ける自由度はきちんと確保されていて、つま先寄り/踵寄り、やや内外など、基本的な調整は十分にできます。

一方で、安全側に配慮した設計のためか、ボトム側の可動域は控えめです。深くしゃがみ込むようなポジションに入れたい人は、身体の入れ方やセッティングで工夫が必要になります。

レッグプレス
251220035419339

使用感・実際の動作

私は背もたれを一番寝かせた設定にすることが多く、フットプレートの下側に足を置いて、大腿四頭筋を意識して押す使い方がしっくりきます。角度が寝ることで腰回りの窮屈さが出にくく、押し切りやすい感覚がありました。

フットプレートは見た目が軽そうに見えるのですが、実際はそれなりに重量感があります。重量設定の際に「思ったより軽い(重い)」のギャップが出やすいので、他社のものを使っている方は特にウォームアップの1セット目は慎重に入りたいところです。

可動域については、ボトムでストッパーに当たりやすく、深いストレッチを取りにくいと感じました。私は自己責任の工夫として、背もたれ側にダンベルマットを重ねて可動域を広げて使うことがあります。ただし、こうした調整は姿勢が崩れるとリスクが上がるので、やるなら軽めの重量で感触を確かめながら、無理のない範囲に留めたいです。

レッグプレス
251220040200304

総評

派手さはありませんが、癖が少なく、扱いやすいインクラインレッグプレスです。角度調整ができる点と、セットアップのしやすさが長所だと感じます。反面、ボトムの可動域は控えめなので、「深いストレッチを強めに取りたい」という人は、フォームとセッティングの工夫が前提になります。レッグプレスを堅実に回していきたいジムには、素直に置きやすい1台です。

レッグプレス
251220035504305

参考リンク

メーカー公式:MATRIX(メーカー公式)

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