踏み込みで四頭に乗せやすい|CYBEX インクラインレッグプレス(プレートロード)

私は、マシンの可動域や当たり方に不満があるときは、シートやパッドの位置を詰めたり、体の当て方を工夫して「自分の狙いの動き」に合わせにいくことがあります。
メーカーが想定した使い方とは異なる調整を行う場面もあるため、ここで書く内容はあくまで個人の使用感メモとしてまとめています。

この記事は、私が実機を使って感じた「動きの癖」を言語化して残すための個人メモです。
仕様・価格の説明ではなく、軌道や可動域、負荷の乗り方などの体感を中心に整理しています。
体格やフォームで感じ方は変わるので、ひとつの観察記録として参考にしてください。

概要

サイベックスの「スクワットプレス(インクラインレッグプレス)」です。見た目はコンパクトで、いわゆるレールを滑るタイプのレッグプレスよりも部材が細く見えるのですが、実際に使うと剛性感が強く、動作中の不安定さは感じにくい個体でした。

特徴はピボット式らしいスムースさです。摺動抵抗が少なく、動き出しから終点まで「ヌルヌル」動きます。プレート式のインクラインレッグプレスはマシンのフットプレート自体の重さ(およそ50kg)で初心者や女性には扱いにくいことがありますが、この機種はフットプレート側が軽く感じられ、軽い重量から入りやすい印象でした。


筆者スペック

身長176cm・体重75kg・胴長短足・腕長め


構造・動作特性

ピボット機構でフットプレートが動くタイプです。レール走行(シートが滑走)型のような摺動抵抗が少なく、動作が引っかからずに続きます。動作が軽い=負荷が軽いという意味ではなく、動作中の“抵抗の質”が素直で、重さの乗り方が分かりやすく感じられました。

可動域はかなり広めに取れます。ボトムまで下ろすと下半身全体にストレッチがかかる一方、深く入れすぎると腰が浮きやすくなり、ケガの原因となるので、フォームの制御がポイントになります。

IMG_20251216_042855_00_598.insp

使用感・実際の動作

背もたれはかなり寝かせ気味の設計に見えました。角度を変えられない構造で、浅めの可動域で使うと四頭筋に入れやすく、深めに入れるほどハム・臀部まで引き込みやすい印象です。逆に言うと、深く入れたときに腰が浮きそうなら、無理に限界まで下ろさず“安全に制御できる深さ”に留めた方が結果的に効かせやすいです。

  • 良かった点
  • ピボット式で動作が非常にスムース。引っかかりが少ない。
  • コンパクトに見えるが、使用時の剛性感は強い。
  • フットプレートが軽く感じられ、軽い重量から始めやすい。
  • 気になった点/注意点
  • 可動域が広い分、ボトムで腰が浮きやすい可能性があります。ストレッチ重視のトレなら、腹圧を高めて腰を浮かさない意識を持ち、脚をフットプレートの下目に置いたほうが怪我を予防できると思います。
  • 背もたれ角度が固定の個体だと、フォームの逃げ場が少ないので、可動域の選び方が重要になります。

総評

ピボット式らしいスムースさと、軽い重量から入りやすい感覚が両立していて、レッグプレスの中では個人的にかなり好みの一台でした。限界までストレッチを取りやすい反面、深く入れすぎると腰が浮くリスクもあるので、可動域の“欲張りすぎ”だけは注意しつつ、丁寧に使うと強い武器になります。


参考リンク

メーカー公式:Plate Loaded Squat Press(メーカー公式)

合わせて読みたい

CYBEX(サイベックス)マシンの特徴とレビューまとめ|動作のクセ・効かせ方
CYBEX(サイベックス)製マシンのレビューまとめ。動作の特徴・軌道のクセ・可動域の注意点を記録し、レッグプレス等の使用感も随時追加します。
レッグプレス

レッグプレス全般(45°、水平、リニア式、ウェイトスタック式など)を一般名称に統一して分類しています。メーカーごとの差異はレビュー本文で詳しく扱います。

\ 最新情報をチェック /

PAGE TOP