
はじめに
今回レビューするのは、鴫野店に導入されていた BSF(Body Strong Fitness) のマシン。
国内ではあまり馴染みのないブランドですが、フリーウエイトから有酸素、スタック式まで幅広い製品を展開している総合メーカーのよう。本拠は中国山東省。
かなり世界に向けて輸出してるみたい。

アリババとかで検索すると出てきます。
ベルトスクワットが400ドルか…自宅に欲しいな…
そんなBSFのマシンをアーバンフィット鴫野店で何点か見かけたのでそれについて書いてみます。
プレートロード・ハックスクワット
動作中に大きなガタつきもなくおそらく 参考にしたであろうハンマーストレングスのマシンとほぼ同じような動きをしました。若干 ストレッチ側の可動域が狭い感じでそこが少々 不満。 テクノジムのウェイトスタック式のスクワットでもほぼ同じ動きができるが、テクノジムのものに比べるとやや前傾が浅めでその分四頭筋に入りやすいかも。

ケーブルロウ
ステップが少々遠いところにあり結果として 腕の動きが制限されてしまう。具体的には腕を伸ばそうとすると底に当たって伸ばせずストレッチがかけにくい 動き自体は悪くない。あとウェイトのスタックに暖色の色が塗られていてほかのマシンと比べて浮いている。

パワーラック
構造はシンプルで安全に使用可能。爪の部分がテクノジムのパワーと異なっている。 深めのフック なので ベンチプレス などの時はちょっと引っかかるかもしれない。アタッチメントはかっちり嵌るので全く不安感はない。
スミスマシン
非常に動きが滑らかでテクノジムのものと比べても遜色ない。ただ 2台あるマシンが シャフトの重さが5kg のものと15キロのものがあり、見た感じの違いはわからないが持ってみると確かに重さが違う。 そこは ちょっと 謎。

ダンベル
おもりの部分が平べったい 形状でトレーニングによって使いやすかったり 使いにくかったりはあると思う。 ダンベルプレスなどでオンザニートとかする時は私はこ??
まとめ
気になって Google の口コミなどを見てみると 以前 中国製のマシンが不調で入れ替えたような経緯があったみたい。確かにプーリーやケーブルを多用し意外と複雑で負荷が特定のパーツに集中するウェイトスタックのマシンなどは壊れることもあると思う。
その点プレートロードや普通のフリーウェイトなどシンプルなものに関しては故障のリスクは少ないだろう。 ただしプレートやダンベルなど重量の精度の問題はあると思う。これはフリーウェイトに常に付きまとう問題で、イヴァンコのプレートでもわずかに誤差があったりするので程度の問題だが我々には検証のしようがない。
仮にだけどメンテナンスが必要な際それを提供する手段がないようなら少々困ったものだと思う。 しかし寸法さえ分かってしまえば真似をするのは簡単なものであるので、中国製のマシンはこれからも市場に入ってくるだろう。
ほかの中国メーカーでは「アジア人の骨格に合わせたマシン」というキャッチフレーズでセールスをかけており、海外品が主流のこの業界のシェアに食い込んでくるかもしれない。おそらく出来のいいメーカーとそうでないメーカーに分かれるものと思われるが、我々トレーニーはそのあたりを今後見極めていかなくてはならないと思う。